# #95 年一ゲストのもりもとさんと OSSTechたけださんの二人をゲストに 課題管理ツールを中心に開発を回したら良い方向に変わった話
Season: 3
Topic: 95
# Note
Guest:
もりもとさん
- 神戸でひとり会社 (カザモリ合同会社) を経営している
- いま6期目
- 資本金を増資しました
- osstech さんの ucidm 開発のプロジェクトマネージャーをしている
- 2022年11月からなので1年半ほど務めている
- フルリモートワークでの開発
- 月に1回、出張してきて会議したりメンバーとコミュニケーションをとったり
- 最近は体脂肪コントロールに関心がある
- 天気がよければ、ほぼ毎日、公園へ行って 1-2 時間の運動をしている
- お正月から筋トレや有酸素運動を始めて 20.5 kg 減量した
- 1ヶ月で 4kg ぐらい痩せている
- 1月20日: 91.6 kg
- 6月3日: 71.1 kg
- 次の体脂肪コントロールの本を読んで実践しているだけ
たけださん
- 2006年にOSSTechを創業(CTO)。18期目。
- OSSTech 社員22人 (エンジニア 15名、営業 3名、バックオフィス 2名)
- 前職はミラクル・リナックス。
- エンジニアチームの取りまとめに加え、製品の導入コンサルやサポートも。社員採用なども担当。
- ミラクル・リナックス時代に森本さんと働いていた社員からの紹介(以前に森本さんと面識あり)
概要:
- OSSTech社でプロダクト ucidm 開発 を1年半やっていて、そこでやっていて良かったこと
- 課題管理の重要。プロジェクトの回し方。実践的やっていて変わって良かったこと
- よいプロダクト開発とは
- 課題管理 + イテレーション開発という開発方法論の話し
- チームメンバー (若い人) の指導や教育について。叱られない世代
Contents: (メモ)
- もりもとさんの自己紹介
- OSSTechを創業(CTO)のたけださんの自己紹介
- 今回の話題として、課題管理ツールを中心にイテレーション開発をしている状況
- 寺田の状況として Linear.app を使って、課題管理ツールを使えるイメージがついてき
- Unicorn Cloud ID Manager開発は、4ヶ月おきのリリース。QA期間を1ヶ月というイテレーション
- よいプロダクト開発とは、「書くこと」「ワークフローの洗練」「実践知リーダーシップ」
- 説明や状況などを「書く!!」が重要。書けないと居ないのと同じになってしまう
- 書く場所は課題管理ツールを中心にし、ワークフローを洗練できる
- OSSTech的にも文化として書くことをもっと広げたい。失敗や試行錯誤なども書く場所として課題管理ツールを使う
- 課題管理の目的は、「情報の一元管理」「過程の記録」「仕事のアーカイブ」「メタ課題の抽出」「書いてコミュニケーションになる」の5個だが、「過程の記録」「コミュニケーションの中心になる」が重要と感じた
- 過程があれば、早い段階でレビューや相談がしやすい。完成する前にわかることが多くなる
- アーカイブは、いつ役に立つかわからないけど、将来的に便利になるかもって、書くときには思えないけど、役になったときに便利ーーってなればいいかな
- 課題管理ツールに書くことが、面倒だと思うことがあるが、これらの5個の目的を果たすために理解できるといいかな。
- 課題管理 + イテレーション開発という開発方法論の話とOSS開発ではよくあるパターンかも。Pythonも同様だし。
- 課題管理を最初に使うと、作るものが曖昧なときに議論とかする場合に便利で、決まったらWIKIにまとめたりドキュメンテーションに落とし込む
- フルリモートワークにおいて、課題管理ツールを中心にするのが相性がいい。記録が残るし、議論もしたい
- もりもとさんの開発スタイルをOSSTechに広めるために1名エンジニアを追加している
- イテレーションは、スプリントやサイクルと同じような意味で言葉を定義している
- QAもイテレーションに入れて、リリースタイミングの前にQA専用の期間を設けている
- 定期ミーティングの中に、1on1やチーム勉強会&テックブログを読む会も入れている
- チーム勉強会は継続が大事だし、技術の底上げに重要な役割を果たしている
- 開発に利用しているインフラは、GitLabを社内ホストして利用している
- 公開ドキュメントは mdbook を使っている
- チーム開発として、まちがっていないと信じられる経験者として、会社では考えてついて行っている
- フロントエンドは作り直せると考えないとだめかな、一回でいいものができることはないので作り直せるという安心感はあったほうがいい
- うまく行っていることとして、機能のオーナーシップを持ってもらい、検討から実装までを任せる
- OSSへのコントリビュートとか外部発信を持ってもらいたいけど、みんながやるのは難しい
- QAは誰がやるべきか?開発者?QA専任?いろいろと難しい
- チームメンバー (若い人) の指導や教育についてを考えていく
- ハラスメントと適切に指摘することの難しさ
- 叱られず、甘やかされていることは、知る機会がなくなる部分もあって、成長のチャンスを失うという見方もあるかも。ただ難しい
- 2から3年は下積みが必要??しんどい時期が必要かもしれないし、しんどいことは多いのは事実
- 「楽しい」と「楽(らく)」は違うのを意識するといいかも
- 潜ってどこまで、裏側を調べるかは人それぞれ違うけど、成長の一つになるかも。
- 潜り始めて2年位でふっと理解につながることがあり、世界が広がるんだけど・・。
- どのように育てていたり、自立できるようになるためのパスを作って行くかを、他の人にもインタビューしたい
Links:
- Unicorn Cloud ID Manager
- OSSTech テックブログ(Unicornタグ)
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