# #97 小山さんをゲストに SciPy con 2024参加の話をじっくりと聞く

Season: 3
Topic: 97

# Note

Guest:

小山さん tkoyama010科学技術計算の受託解析と受託開発をする企業に所属しています。プライベートでPyVistaという可視化ライブラリのメンテナをしています。最近は NumFOCUSでも委員活動しています。


Contents:

  • ゲスト小山さんの紹介
  • 100回記念イベントの紹介(最後に詳細発表あり)
  • 小山さんの自己紹介
  • NumFOCUSについて紹介
  • SciPy Con 2024の話をじっくり聞いてく
  • カンファレンスの主催が昨年からNumFOCUSに変わったのと、今年から都市を移動しシアトル開催
  • 今回も小山さんはNumFOCUS旅費支援を受けた。支援のためにボランティアに登録したりしている
  • 渡航前に羽田で遊んでいたら、天候不良になって飛行機が大幅に遅れた
  • シアトルのUberのりばがわかりやすかった
  • 到着後、日曜日はゆっくりして、月曜日からカンファレンスのチュートリアルに備える
  • 会場をみると、NVIDIAがPlutinumスポンサーになって、ロゴがたくさん掲載されていたり、NVIDIAからの参加者も多かった模様
  • チュートリアルでは、Co-Chairを努めていたので、全体をみたり、自身のチュートリアルをやったりした
  • チュートリアルの1日目の午前の1枠がキャンセルになったので、初心者向けのサポートしようと思っていたが、MatplotlibプロジェクトのHannah Aizenmanさんが来て可視化についてさまざまなディスカッションができた
  • 2日目の午前にPyVistaのチュートリアルを担当した。
  • PyVistaの拡張であるGeoVistaの作者様とエンジン部分であるVTKの開発者様にも参加してもらい、幅広い内容になった。
  • GeoVistaは反響が大きかった
  • 午後は急遽サポートを頼まれ、初心者にPythonのパッケージングについて教えていた。
  • 10代向けのチュートリアルという新たな試みが成功したのは良かった
  • チュートリアル2日目の夜にウェルカムパーティーがあり、Streamlit主催の企業パーティーだった
  • Duskの作者などとパーティーで話ができた。知り合いがどんどん増えて楽しい。
  • 3日間のカンファレンスがスタート
  • 1日目のキーノートは印象的で、@juliasilgeさんの話で、RコミュニティとPythonコミュニティを行きしてアイディアを取り入れている。https://juliasilge.github.io/scipy2024
  • 各ライブラリからの現状の報告という10分リレートークは各ライブラリの状況が分かり良かった
  • その中でもJupyterプロジェクトのJupyte Book の話とNumPy 2.0のバージョンアップの苦労は印象的だった
  • PyVistaをMatplotlibに取り込めないかディスカッションを初日のパーティーでしていたが、難しそうってことになりそう
  • 初日のパーティはNVIDIAとAnacondaが主催
  • llamabotというPythonで使えるLLMの発表もあった。その中で小山さん的に初めての試みとして質問してみた
  • anywidgetsの人気が高かった
  • 寺田も知り合いのPloneコミュニティにいたChrisさんが仕事を引退するということでパーティーに参加
  • ChrisさんはSciPyの論文ジャーナル編集の責任者をやっていた
  • SciPyの論文ジャーナルのムーブメントはいろいとを意味があり、他への影響もしている
  • MyST, reST, Sphinxの話
  • Sprintに入り、今回はPyVistaをMyST上で動くようにするのをやっていた
  • 言葉の意味と各用語の組み合わせを理解するのが大変。コツコツと理解していくとつながって、公式ドキュメントが読めるようになる話
  • Jupyter界隈の家族で日本語を勉強している人が複数いる
  • Sprint翌日は知人とシアトル観光して、帰路についつた
  • terapyon channel 100回記念イベントを9月7日に開催

Links:

2024 — terapyon