# #60 Iqbalさんをゲストに PSF理事選挙の話を熱く語る
Season: 3
Topic: 60
# Note
Guest:
Iqbalは、合同会社LaLoka Labsの代表。2021年10月までは株式会社Xoxzoの代表取締役。Pythonをはじめたのは2002年ごろ。はじめてPyConに出会ったのは2010年のPyCon APAC。PyCon JPとPyCon MYの創設メンバー。PyCon JPの運営チームのプログラム係長などを経てPyCon MY主催の2017年のPyCon APACの座長を務めた。一般社団法人PyCon JPの元理事、現社員。2020年、2021年と2022年に3回もPython Software Foundationの理事に立候補したが、見事に落選。Twitterでは@iqbalabdとしていろんなことを呟いています。ちょっと長めのをblogで書いています。
東アジアや東南アジアにPythonのユーザと開発者が多く、影響が大きいのにPSF内では参加されてないこと不審と思い、PSFの理事選挙に2020年の立候補表明と同じく2022年も同アジェンダで、APACメンバー2人からでも共に選挙戦って立候補しましたが、十分の票集めれず落選しました。
現在、PSFのD&I WGとTrademarks WGに参加している他、APACのPyConオーガナイザーグループのマネージメントも行っています。
日本、東アジア、東南アジアのPythonコミュニティにいる有望なメンバーをPSFのFellowやCommunity Service Awardにノミネートしています。
Contents:
- ゲストIqbalさんに2年ぶりに登場、iqbalの自己紹介
- 合同会社LaLoka LabsではAIを使って文章を作るSaaSをサービス作っている。日本語がまだできていない。
- Laloka Labsでは、NLPエンジニアを募集中 https://lalokalabs.co/ja/careers/nlp-engineer/
- Iqbalさんとのつながりは、PyCon APAC 2010からで、PyCon JPなどで一緒に活動している
- Python Software Foundation (PSF) の理事選挙について
- Iqbalさんは残念ですが今回も落選だった
- アジア地区からの立候補者はすべて落選だったし、アメリカベースの方々ばかりが当選した
- 地域的なダイバーシティーは保てていないし、今回の選挙で後退した
- 投票者に変化がないし、投票できるひとや投票している人が欧米中心なのが変わっていないことが改めてわかってしまった
- 有権者 1500人程度、39%程度が投票した模様
- Pythonユーザはアジア地区は非常に増えているが、投票はしていないと思われる
- 誰が投票できるのかを再確認 https://www.python.org/psf/membership/#id3
- Basic membersは投票できないがPythonユーザはだれでもなれるので増やしていきたい
- イベントの運営に動いている人は、「Managing members」になったほうが良いだろう
- Pythonの商標権問題についても、PSFとの連携ができたことで前に進んだと思うので、今後になにかしらの問題があった時に連携できるのは必要だろうし、強いパイプは欲しい
- PyCon US 2022 Diversity & Inclusion Workgroup https://youtu.be/WcbnJA2ah6U
- PyCon USに行く機会は、遠方支援があるので来てほしいというPSFの意見はあった
- PSF理事への投票者を増やすことをいろいろな施策を取っていきたい
- Managing membersの5時間はいつまで5時間やるのかは明確ではないがチェックできるわけではないが、やれなくなったら宣言すればいいではないか
- EuroPythonにIqbalさんは現地参加し、D&Iパネルディスカッションに参加する予定
- 海外に行って帰ってくるのは大変だけど・・・。
- コミュニティ運営の世代はどう変わっていくのが良いか?
- EuroPython Society https://www.europython-society.org/ 議長がMarc-André Lemburgからが変わった模様
- グローバルステートメントを作りたいなって思っている話
- 来年のPyCon US 2023にはみんなで行きたいですね
- PSF Community Service Awards をもらえたことから、Python Charity Talks in Japanの活動をもっと知ってほしいですね